井之頭五郎の、決して口数は多くはないが、ぐっとくる言葉が、個人的には名言に聞こえてしまう。
腹もちょいとペコちゃんだし、飯にするか。
俺の胃袋は今何を食いたいのだろう。
焦るんじゃない。俺は腹が減っているだけなんだ。
こういういぶし銀のおかずがよく働くんだ。
ご飯がうまいって幸せだ。
最初のシチューもうまかったが、この流れに必要だっただろうか。
嫌、これが駒込流なのだろう。
(シーズン1第2話;豊島区駒込の煮魚定食)
(新浦安のカフェで偶然、以前に静岡で食べられなかった静岡おでんがあることがわかり注文)
うん、うまい。
これこれ、だし粉きいている。青海苔もいい働きをしている。
おでんも立派にご飯のおかずになる。
おでんの卵はおでんのなかでも別格だからな。
うん、期待を裏切らない黒卵だ。
ラストにアンコールでもう一個いくか。
んー、どれどれ。溶けた。これは人気なのもわかる。
静岡の雪辱をまさか新浦安ではたせるとは。
(シーズン1第4話;千葉県浦安市の静岡おでん)
だめだ、全然決まらない。まずい。
どうやら、メニューの森に迷い込んでしまったようだ。
迷った時は両方頼めば良いじゃないか。
だめだ考えていたら無性に腹が減ってきた。
よし店をさがそう。今の俺は何腹なんだ。
ようやく決まった。長い戦いだった。
これこれ、なつかしい味だ。時々無性に食べたくなるケチャップ味だ。
パスタでなくてスパゲッティー。
これでいいんだよ、俺にはこんなランチがお似合いなんだ。
ナポリタンってのはおかずにもなるんだよ。
(シーズン1第7話;武蔵野市吉祥寺 喫茶店のナポリタン)
うまい!むちゃくちゃうまいぞ!
問答無用のうまさだな。
こういうセンスが小洒落たレストランじゃぁ望めないんだよ。
カツ丼をあっという間に燃やせる体力がなければどこの世界でも大物にはなれない。
(シーズン1第10話;豊島区東長崎のしょうが焼目玉丼)
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